Sep 27, 2010

SHADOWS -陰影礼讃-

9/26。
MUちゃんと国立新美術館【SHADOWS-陰影礼讃-】展を見てきました。




10月からはじまるゴッホ展までの企画展なので、日曜でもわりとすいていてゆっくり見ることができました。

陰影礼讃とは谷崎潤一郎の随筆「陰翳礼讃」からきているそう。

まだ電灯がなかった時代の今日と違った美の感覚を論じたもの。 こうした時代西洋では可能な限り部屋明るくし、陰翳を消す事に執着したが、 日本ではむしろ陰翳を認め、それを利用する事で陰翳の中でこそ生える芸術を作り上げたのであり、それこそが日本古来の芸術の特徴だと主張するもの。


「かげ」とは興味の尽きることのない自然現象で、いつの時代の芸術家も意識をしたはずです。
この展示ではアンディ・ウォホール 森山大道 横山大観などなど多くの作品を見ることができました。
芸術の秋にお勧めの展示です!





先日福岡に帰省したとき、自分の部屋に飾っていた写真を持って帰ってきました。
左はMちゃんが撮影した今までで一番好きな写真!
右は私がKNをモデルに撮影した写真。

二つとも、まさに陰影礼讃だわ!




Mちゃんがとった作品。目の上にかかるように花の影。
せつなく、悲しげな横顔。
印象的な影は、見るものに何かを語りかけてくるようです。

私がモノクロの写真が好きな理由は、色がないかわりに想像し、被写体を深く見、様々なことを感じることができるからです。深く見ることで心に残るのだと思います。








花といえば、tortoagoのバッグが徐々に出来上がってきています。
5月に行われた展示会でオーダーを承ったもの。
この形は人気がありました。
以前にも紹介したことがあるかたちです。
持つと肩にお花がさいた様な華やかなバッグ。
これは3WAYで、色々な用途に使えます!

影を意識しつつ 撮影 (笑)。












MUちゃん、今度はフラワーアレンジメントだね!
楽しみだね。